2014年2月12日水曜日

新・日本紀行(130)川崎 「川崎宿・堀の内」







 新・日本紀行(130)川崎 「川崎宿・堀の内」 




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堀の内風俗街




川﨑の宿場は、江戸から六郷の渡し(現、六郷大橋)を渡りきると、現在の堀の内町から駅前の砂子、南町地区辺りが旧東海道の道筋である。
川崎・堀の内というのは平安末期に河崎基家がここに居館を構えたのが、この名前の起源といわれる。

河崎基家は坂東平氏の秩父氏の末流といわれ、基家がここに知行を受けて、その地名を名乗ったようである。
その館は現在の堀之内の稲毛神社付近と伝わり、神社の案内板にもそういった由来が書かれている。
多摩川がこの地域のすぐ近くを流れ、「堀の内」はその渡河地点を押さえる重要な立地だった。

因みに、基家の子である河崎重家が武蔵国の渋谷を賜ったことから渋谷姓を名乗り、これが現在の東京・渋谷の始まりだそうである。
渋谷の駅から200mの至近、静寂の地に「渋谷八幡」(金王神社)があり、渋谷氏の城があった所で、現在の渋谷の地名の由来といわれている。



一般の宿場町も、概ねそうであるが・・、

江戸期の川崎宿駅は、堀の内を中心に一般通行者を対象とする旅籠、木賃宿、茶屋、商店などが立並び、飯盛り女の手引きで客を引きながら宿泊、通行、荷物輸送などで利益をあげていた。

飯盛り女とは、宿駅の宿屋で旅人の給仕をし、売春も兼ねた女のことである。



ところで現在の堀の内地区は昔の面影というには気が引けるが、男相手の客商売、所謂、風俗営業の店が軒を並べ、関東屈指の風俗街と成り果てて、繁盛しているようである。


余計で私事ながら、この「堀の内」には思い出がある、実は小生が「男」になった所なのである。 
未だ20歳そこそこの頃、田舎の会社、工場勤務より東京大手町の本社へ出向転勤になり、この会社の社員寮のある大田区・六郷土手に居を移した。

六郷土手は、京浜急行の「六郷土手」の駅があり、東京よりの多摩川堤のすぐ近くで、僅かなところに第一京浜国道(旧東海道)の六郷橋が架かる。

或る日、先輩に連れられて六郷の大橋を渡り、川﨑の堀の内で遊び、男として初めて「筆おろし」をした場所でもあった。

堀の内は昭和中期頃までは、公の遊郭街として有名であり、近郊の男供を相手に正々堂々と商売し繁盛していたという。  
ところが、売春防止法(昭和31年)が発布されて公には出来なくなり、飲食店という形式で内々に行っていたようである。 

小生が始めて訪れた時も、カウンターで飲食をしながら、徐に(おもむろに)意志を確認しながら商談・・?をまとめ、何がしかの金銭を別に払って、二階の特別室で用を済ませたものであった。

その後も給料日の後などは、下駄履きでカランコロンと六郷の橋を渡り、お馴染みの所で、たまにはお馴染みさんと「筆ならし」を行ったもんである。





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