google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 13、世界遺産;厳島神社の概説 「厳島神社と平家納経」

2016年3月10日木曜日

13、世界遺産;厳島神社の概説 「厳島神社と平家納経」







  13、世界遺産;厳島神社の概説 「厳島神社と平家納経」  



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平家納経とは、 

平家納経とは、平安時代に平家一門がその繁栄を願い、厳島神社に奉納した経典類の総称で、平家一門が奉納した巻物として有名です。
清盛はじめ嫡子重盛、弟経盛、教盛、頼盛など一門の一人が一巻を担当して写経したもので、それを平家繁栄を祈って厳島神社に奉納したものです。 当時は金ピカリンの巻物であり、当時の平家の繁栄っぷりをよくあらわしていたとされています。
法華経30巻、阿弥陀経1巻、般若心経1巻、平清盛自筆の願文1巻と、経箱・唐櫃からなり、経典に施された装飾は絢爛豪華で、平家の栄華を今に伝えているのです。 平安時代の装飾経の代表作で、当時の工芸を現代に伝える一級史料とも言われています。


経典を筆写したのは平家の一族で、清盛・重盛・頼盛・教盛などであり、それぞれ一巻を分担する形で筆写したとされています。 その後、長寛2年(1164年)に厳島神社に奉納されたが、各巻の奥書を参照すると、全体の完成には仁安2年(1167年)までかかったことが判るそうです。

全点が昭和29年(1954年)、国宝に指定された。現在厳島神社が所蔵しており、複製が厳島神社宝物館で公開されている。



仏教経典である平家納経が何故、神社に奉納されたのか・・?。

清盛の時代は既に神仏習合でしかもほぼ神社の多くは寺の管理下にありました。
元より、自然崇拝を主にしていた神道には理論武装した仏教の侵略を止めることが出来なかったとしています。 その結果仏教に取り込まれる形になってしまい、神道の神々も本地垂迹として仏の化身という解釈になったのです。 ですから多くの神社では読経を行うことも本尊として仏を祭ることも普通にされていたわけです。


平民でも神社に祈願に行き、読経をするということがよくあったそうです。
日照りの時、弁財天社(これも仏教が影響する神社)に籠もり読経を続けて雨が降ったという地方の逸話もあります。

一説では厳島神社は中国貿易のため、中国の観音信仰の聖地-普陀山(普陀落山)を模したとも言われています。 つまり貿易船が出航の時に無事を願い、帰航したときに無事を感謝する目印でもあったとしています。
これに倣って造られたのが厳島神社だとしています。

そのため本尊は宗像三神・弁財天・観世音菩薩でした。 この観音像は普陀山から伝わったとも言われています。
(この事は後ほど詳しく述べます)


次回、 「付記;毛利元就の厳島の合戦」

  
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