google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 新・日本紀行(33)伊勢神宮 「神嘗祭」 

2015年3月29日日曜日

新・日本紀行(33)伊勢神宮 「神嘗祭」 


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 新・日本紀行(33)伊勢神宮 「神嘗祭」  .





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神嘗祭の「初穂曵き」の祭り、伊勢神宮を流れる五十鈴川に船を浮かべ、新米の米俵を積んで、みんなで曵いていきます。





伊勢神宮の祭事は、日本人が生きてゆく為の最も基本的な、特に「食」についての御祭りが多く執り行われる。
祭事は、一日単位のものと、一年単位のものとを合わせると実に1600種を数えるとも云われる。


「神嘗祭」は、その年の初穂を神々に捧げるという意味があり、年間の中でも最重要の祭りである。
神々の正月は神嘗祭」とも言われ、ほぼ、その年の10月の半ばから10日間のあいだで行われ、皇室の繁栄と国家の安泰、五穀の豊穣、国民の平安を祈る祭事である。
 

又、宮中で行われる新嘗祭は、天皇が新穀を神々にお供えし、自らも召し上がるのに関連した祭りである。
かつては、その年の新米は神嘗祭で神様がお召し上がり、天皇が新嘗祭で召し上がるまでは、一般の人々は新米を食べられなかったと言われる。
この新嘗祭は、11月23日に実施され、この日が「勤労感謝の日」となっている。



記紀神話には、大神である「天照大神」が自ら稲穂を田に植えて耕作され、それを召し上がったことや、大神が稲穂をニニギ(皇室の祖先)に預けて、この世に降臨させたことが記され、信じられている。
これが、大和の国(日本)が「瑞穂の国」と言われる由縁なのである。



天皇が初めて即位された時、一世一代の祭儀として行われるのが「大嘗祭」であるが、これは即位天皇が、始めて行う新嘗祭でもあり、一段と厳重盛大にしたお祭りでもある。


伊勢神宮で、今年の新米を神に捧げ(神嘗祭)、その後、宮中で天皇が神に捧げた新米を戴く。(新嘗祭)
この神事では、天皇が新米を召し上がると言うところに、重大な意義がある。
これは、召し上がることによって大神の神威をみにつけ、「大神と天皇が一体に」なられたという意味があるからである。
尚、昔は天皇が戴いた後に、新米を民々の者が召し上がるとされていた。


「御飯」は、日本人の生命を支えてきた主食である。
そして、そのことは古来わが国を、「神の国」たらしめる賜物として、永々尊ばれてきた食べ物なのである。
 



さて、御正殿より左の方角へ向かうと同社と並んで大きな敷地が広がり、そこには縄張りが敷かれている。
左の隅に白地の木看板が掲げてあった。

『 平成25年、第62回式年遷宮御敷地(しきねんせんぐうみしきち) 』・・と。


次回、「神社参拝の意義





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