2014年1月30日木曜日

新・日本紀行(129)東京 「江戸城とお茶壺道中」








新・日本紀行(129)東京 「江戸城とお茶壺道中」



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将軍献上の御茶壺



大名格式の「お茶壷道中」・・?、

甲州街道では大名行列にも劣らぬ大行列があった。
お茶壷道中」というのがそれで、幕府に献上される「京・宇治の茶」を、中山道を経て下諏訪宿から甲州街道に入り江戸に向かった。

御道中は将軍通行と同じ権威をもち、この道中に行き当たったら、たとえ大名といえども道の端に寄って控え、家臣は下乗、供の者は冠りものを取り、土下座をして行列の通過を待ったという。 


庶民の歌に「茶壷に追われて戸をピッシャン 抜けたらドンドコショ・」というのは、どこかで聞き覚えがある。 
このお茶壷道中は、慶長18年(1613)から230年間といい、ほぼ江戸時代を通して続いていたという。
新宿・百人町を過ぎた辺りから「下にー、下にー・・、」と掛け声も一段と大きくなり、正面「半蔵門」を通過した行列は、やがて西の丸である将軍世継ぎの住居居間か大奥へ運ばれたのかも知れない・・?、

因みに、「お茶」というのは、昔は貴重な飲用物であった。
織田信長などの戦国武将は「茶が万病の薬」であることに気づき、武将の為の戦の重要な飲み物として「お茶」を大切に扱い、それが更に発展し利休や文化に造詣のある武士たちが茶道という作法を作り、「お茶」に権威付けしていた。
そして江戸時代には鎖国という特殊な環境から、益々日本文化の頂点として「お茶」が花開いていく。

御茶壷道中」は、江戸初期の1632年(寛永)に三代将軍・家光が始めたとされる。
この頃の「お茶」は、武将の為の重要な飲み物で、武士以外の人は特別な事情が無い限り、お茶を飲む事は出来なかった。
つまり「お茶」はお殿様だけの飲み物だったのである。

そのため「御茶壷道中」の「お茶」に、大名行列と同じ権威付けをし、大名でもないのに一般庶民は御茶壷に頭を下げ、一度抜かれれば二度と追い越せない事になっていた。
これには庶民は大変不満だったようで、ご存知の「わらべ歌」に残っている「茶壷に追われてどっぴんしゃん」というフレーズは、この「御茶壷道中」を皮肉った一般庶民の抗議の歌ともいわれる。


この童歌は誰に習うこともなく覚え、掌を丸めて遊んだものです。
そしてそれは私から娘に伝わっています。でも改めてその意味を考えるとなんのことやら分かりません。

「胡麻味噌を摩っていると、お茶壺道中が来ると言うので、家の中に入り戸をピシャリと閉めて(=トッピンシャン)やり過ごす。 お茶壺道中とは新茶を将軍に献上する行列のことで、切捨御免の時代柄、庶民は粗相の無いように細心の注意を払っており、子どもたちは両親に呼ばれても決して外に出てはならないと教えられた。 そしてお茶壺道中が通り過ぎるとやっと一息つけたのである(=ぬけたらドンドコショ)。

ところで家の中で息を潜めていると、米を齧っているネズミの鳴き声や、井戸の近くで茶碗が割れたような音まで聞こえてくる。」ということらしいです。



次回は、「江戸城炎上








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