2013年8月16日金曜日

新・日本紀行(119)九十九里 「九十九のイワシ」


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新・日本紀行 

 新・日本紀行(119)九十九里 「九十九のイワシ」 




九十九里浜の美しい砂丘の海岸道路が行く。
見通しの良い、ほぼ直線の九十九里ビーチライン、愛称「波乗り道路」を快適に飛ばす。 直線的で走りやすい海岸沿いの道は、時おり九十九里浜の潮風がビュウッと吹くので、窓を開ければ実に快適である。


「伊能忠敬」の前に、更に「鰯・いわし」について・・、

九十九里浜は、2市10町2村に渡っており、飯岡町から岬町の大東崎まで、66キロに渡る日本最長の砂浜である。 この中間地に「九十九里町」が在った。
そこに、この浜唯一の片貝漁港がある、「いわしの港」である。 

日本人とイワシのつきあいは古く、石器時代にはすでに食べられていたと言われる。 
九十九里浜のイワシ漁は、江戸後期には日本一を誇るほど大量に水揚げされ、最高の漁獲時は全国の漁獲高の三分の一にも達したともいう。 
黒潮」が九十九里の沖を通るため、水温や塩分の濃さが、 又、餌になるプランクトンが多量に繁殖し、そのためイワシが住むのに適しているといわれる。

イワシは、江戸時代の頃には農作物の肥料が主であったが、 現在は、飼料、肥料、食品、化粧品などの多くに用いられている。 
代表的なイワシはマイワシ、カタクチイワシ(背黒イワシ)、ウルメイワシなどであが、イワシには、豊富な栄養分が多く含まれており、すばらしい健康食品でもある。 
特に我々中高年族には成人病予防食品としての代表格であろう。

イワシ漁法としては、九十九里は海底が平らで遠浅なので、浜近くの村々では、昔から「地引網」が発達した。今は機械船を使った揚繰網(あぐりあみ)漁が主で、地引網は観光用となっているという。
獲れたイワシの7割が飼料、2割が加工食品で、鮮魚として流通するのは1割だそうである。

九十九里町役場の近くに、わが国に唯一その名も「イワシ博物館」が在る。 


次回、九十九里 「九十九里文化」 



 


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