google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 新・日本紀行(119)長崎 「九十九(つくも)の島」

2016年5月22日日曜日

新・日本紀行(119)長崎 「九十九(つくも)の島」



九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)




『九州紀行』は以下にも記載してます(主に写真主体)
九州紀行」; http://orimasa2009.web.fc2.com/kyusyu.htm
九州紀行」; http://sky.geocities.jp/orimasa2010/





 新・日本紀行(119)長崎 「九十九(つくも)の島」   、









https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6c/Nagasaki_Hashima_01.png/1024px-Nagasaki_Hashima_01.png





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鎮魂の長崎、昭和20年8月9日午前11時2分・・、

この大村湾沿いを長崎市に向かって進む。 
大村湾は閉鎖性海域という内海であり、更に、入り江、島々が浮かぶリアス海岸は静かな紺碧の海面と緑のコントラストが一段と風光を成している。 

尤も、長崎県というのは面積(都道府県で下から11番目)それ自体はそんなに広くはないが、海岸線は日本一だという。
県域が複雑な形をしているのもさることながら、島々の数は 971 と圧倒的に全国一なのである。

実は、海岸線は北海道に次いで全国第2位であるが、北方領土を除いた場合の北海道の海岸線は大差で長崎県が第一位となるらしい。 
面積が、北海道の約20分の1である長崎県の海岸線がこれほど長大なのは島々が非常に多いことに加え、リアス式海岸で海岸線が複雑に入り組んでいる為でもある。 
因みに、長崎県内で、海から15km以上離れた地域・地点はないそうである。  


ところで、「日本にはいくつの島があるのだろうか・・?」、面積1平方km以上の島の数なら全国で340あるというのが一つの答えだという。 
日本沿岸における外周0.1km以上の島の数はというと6,852島というのが二つ目の答えである。

その時、日本で一番島の数が多い県は長崎県の971島、次いで鹿児島県が605島、北海道が508島となっている(海上保安庁海洋情報部調べ)。
更に、人が住んでいる島の数となると、少々古いデータであるが「日本島嶼一覧(昭和57年)」によれば425島だとか。 

更に、狭い海域にたくさんの島があることで有名なのは長崎県佐世保近辺の九十九島であろう、実際にはいくつの島があるのか・・?、
こんな疑問に答える「九十九島の数調査研究会」なるものが地元にあり、そこが調べたところ、ここだけで208の島が確認されたという。
名称の「九十九」より遥かに多い島数があることになる。

因みに、「九十九」という数字「百引く一」なので、漢字の百から一を取った「白」を九十九の意味で使うことがある。
数え九十九歳を「白寿」と呼ぶのは知られているが、逆にお年寄りの白髪を九十九髪(つくもがみ)と表現することもある。

ではなぜ九十九を「ツクモ」と読むのかというと、ツクモはツグモの訛で、「次は百(モ)、次ぐ(ツグ)百」からきたと広辞苑などには書いてある。

クジュウクやツクモなど読み方は分かれるが、九十九の付く固有名詞は意外に多く、たいていは「百に近い」ということから、「たくさん」、「多数」の意味で使われている。


長崎の島々といえば長崎半島の西側に端島(はしま)というのがあります。 
別名を御存知の軍艦島(ぐんかんじま)の通称で知られていて、
2015年に軍艦島を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として
世界文化遺産に登録されている。


次回、「長崎の鐘」

  
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