google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 近畿地方・兵庫県洲本; 「稲田騒動」

2015年8月31日月曜日

近畿地方・兵庫県洲本; 「稲田騒動」






 近畿地方・兵庫県洲本; 「稲田騒動」  、










淡路文化資料館前に立つ「お登勢」の像




幕末の動乱・稲田騒動(庚午事件)について 、

国道28は、淡路東浦海道、四国海道ともいう。 
淡路島から大阪湾の航路要地でもある「津名」の港を通り、淡路の本拠である「洲本」を目指す。 
やはり淡路島の中心だけあって、街の様子も一味異なるようである。
洲本川の洲本橋を渡り、海岸へ向かうと大浜海岸の多数の老松に囲まれた風光明媚な場所に出る、大浜公園と隣接する大浜海水浴場が広がる。

一角に淡路文化資料館があった、ここはかって江戸期に洲本城の平城が在ったところで、往時の小さな石垣も見られる・・?、この正面入口に「お登勢」の像があり、下駄履き姿で水桶と柄杓(ひしゃく)を持ってニッコリ笑っている。その横に「庚午事件とお登勢」と題して、解説入りの石版が建ててあった。  

「お登勢」は、実在の人物かどうかは不明だが、(幕末期の寺田屋の女将のお登勢は、坂本龍馬をはじめとする幕府から睨まれていた尊皇攘夷派の志士たちを保護した女性として知られるが、同名だが当然異なる・・?)作家・船山 馨の近時代小説『お登勢』は・・ 、

淡路の貧しい農家に生まれたお登勢の、けなげでひたむきな生涯を、幕末から維新へと時代が大きく変わる歴史のうねり(明治維新と庚午事件)とからみ合わせた、ダイナミックな歴史ロマンとして描いている。 この時代の女性は、その時代的制約からどうしても受け身であり、耐えることを強いられることが多いが、この船山作品の主人公であるお登勢は、恋する人との身分の差をどうしようもなく感じながらも、自分の心に忠実にひたむきに行動してゆく。 
資料館に立つ「お登勢の像」は、幕末の淡路・稲田騒動のヒロインとして建立されている。


次回へ続く、




 

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