2015年8月30日日曜日

和歌山県・印南 「日本の味」







和歌山県・印南 「日本の味」




紀州南部は、日本人の「味」の古里であった

更に地域が前後するが、印南町(いなみちょう)の事である、こちらはカツオブシの発祥の地といわれる。
暑い時期に大量に釣れるカツオを永く保存し、遠くへ送るための技術としてカツオブシの製法が発明されたいわれる。 

印南の漁師たちが操業中遭難して土佐の港に漂着した、以来、土佐の宇佐浦に住み着いて「土佐の宇佐に造っていた漁業基地」で生まれたため「土佐節」と呼ばれた。

土佐人は「宇佐はカツオブシの発祥地」である、と言うが間違いではない。 だが、元々は宇佐にいた「印南」の漁師たちが考案したものであるという。
因みに「土佐の一本釣り」として知られる漁法も、印南の漁師が伝えたものという。


かつお節」或いは、かつお節らしものは既に縄文期の頃から食されていた、というのは遺跡などからも明らかにされているという。 

そのルーツを文献から辿ってみますと、鰹節に関する文献は数多くあり、中でも「古事記」にも「型魚」という言葉で登場しているらしい。
カツオの加工品が当時の貴重な贈答品、賦役品になっていた。


日本人が普通に食するようになり発展したのは江戸中期であり、紀州・印南浦(印南町)の人物が燻製で魚肉中の水分を除去する燻乾法(焙乾法とも)を考案し、現在の荒節に近いものが作られるようになった。


古来、かつお節は武士の「兵糧食」として欠かせないものであり、「三河物語」等の兵法書に兵糧食としての記述があるほか、「かつおぶし」が「勝男武士」という名前で、縁起のよさもあることから日清・日露戦争でも使われたという。



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