google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 新・日本紀行(116)鹿島 「鹿島神宮の祭神・Ⅱ」

2013年7月30日火曜日

新・日本紀行(116)鹿島 「鹿島神宮の祭神・Ⅱ」







 新・日本紀行(116)鹿島 「鹿島神宮の祭神・Ⅱ」 






これが「国譲り神話」の一幕であるが、古代史の観点から見ると、武甕槌は元々常総の「土着神」であったとされている。 
武甕槌神の鹿島神宮は、大和政権の東北遠征において重要な拠点だったことから、神話同様、重要な置位に昇格したといわれる。 
鹿島神宮の分社が、東北地方に集中していることからも伺える。

武甕槌神が葦原中国平定のため派遣された際、建御名方神が、「然欲爲力競よし、それなら力比べをしようぜ・・!)」と言った後、武甕槌神の腕を掴んで投げようとした描写がある。
武甕槌神はその際、手をツララへ、またツララから剣(つるぎ)に変えたため掴めなかった。
逆に武甕槌神は、建御名方神の手を葦のように握り潰してしまい、勝負にならなかったという。 
この事象が、以降の「大相撲」の起源になったとされる伝説がある。



大化改新で有名な中臣鎌足(藤原氏の祖・死の直前,天智天皇から最高の冠位と「藤原」という姓を賜った)の出身も鹿島であり、彼を祖とする藤原氏は武甕槌を氏神として篤く信仰している。 

奈良期の768年に、藤原不比等(飛鳥時代から奈良時代初期にかけての政治家、天智天皇の寵臣、藤原鎌足の次男)が武甕槌神を大和の国に勧請し、春日大社の第一殿に祀った。 
鹿島神宮は武芸の神としても有名で、剣術の道場にはよく鹿島大神と書いた掛け軸を飾ってある。


引き続き、「鹿島神宮





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